Ōki-sa【TAPE】- Fumitake Tamura & Jason Kolàr

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Fumitake TamuraとJason Kolàrは、2023年9月のコラーの日本ツアー中に東京で出会った。お互いのこれまでの作品に共感を持っていた二人は、三軒茶屋にある Soundbar Patrol で即興セッションを行うことになる。

このアルバムには、その夏の午後に録音されたアイデアの数々が時系列で収録されており、生のテクスチャー、ローファイなシンセ、抽象的なビートに満ちたサウンド・コラージュなどが隙間なくシームレスにつながれている。

タイトルの「Ōki-sa 」は、Kolàrのアイデアで日本語の ”大きさ” という単語を表音したものだ。通常日本ではあまり使われないマクロンやハイフンが使われた日本語表音の方法を、フミタケは視覚的にとても面白く感じ、そのままタイトルへ採用された。

私達が日頃行っている言葉を使ったコミュニケーションは、たとえ母国語を共有する者同士であっても、常に誤読や誤解がつきまとう。明確な意味を持たない音を使ったコミュニケーションでは、言葉のそれ以上に誤読や誤解を引き起こしている。彼らはこういったことを十分に理解したした上で、リファレンスや制作時のルールついて事前に話し合うことなく、自由にアイデアを交換し、二人の人間から音楽が自然に生まれていく過程に身を委ねた。この記録は、個人的な絆と人間的なつながりを反映させながら、言語と音楽的な誤解が交錯する3日間をとらえることを目的としている。