国蝶であるオオムラサキの学名"Sasakia charonda"がタイトルとなっている本作は、彼のキャリアの中でも飛び抜けて意欲作!
出現・孵化を意味する一曲目「Emergence」の骨太かつストレートなビートはこの作品の全容を予想させるが、アルバムを聞き進めていくと中盤からの展開に驚かされる。
京都のTable Beatsの活動はもちろん、大阪難波のLOSERが持つIDM等のカラーの影響をも強く思わせる本作は、BeatsやHiphopファンのみならず、あらゆる音楽ファンに一聴していただきたい!